孤独な最強姫Ⅲ


龍兔「俺らといても
ずっと、寂しかったんだろ?

頼りたくても、
頼れなかったんだろ?


甘えられなかったんだろ?


もう、全部出せばいいんだ。
感情を。

お前は、もっとみんなを信用しろ。


お前が泣いても、甘えても、頼っても

誰もお前を嫌いになんかならねえ。

いなくならねえ。」




龍兔は、私の心の叫びに
気づいていた。


龍兔「逆に、みんな喜ぶぞ。

愛莉は俺らを今までずっと守ってきた。

だったら、今度は俺らが
愛莉をまもるばんだ。


もっと甘えろ、
もっと頼れ、
思ったこと全部、今ここで
吐き出しちまえ。」



「うっ・・・。」



本当は、ずっと甘えたかった。

だけど、甘えたら、頼ったら、泣いたら、


みんな私を嫌っちゃうんじゃないかって。


心のどこかにある寂しさを、

感情を押し殺してでも

捨てたかったんだ・・・






< 135 / 152 >

この作品をシェア

pagetop