不良に恋する歌姫。
『まぁ…未来。』
「…ん?」
『応援してやるよ。』
「してくれよ。」
うぉっ。
未来が何気に素直だ!!
これは明日雨が降るな。
絶対降る。
降らない方が可笑しいもん。
『乙女ちゃんかっ!!』
「うっさいっ!!」
「おまたせいたしました。」
たわいない話をしていると、優しそうなお姉さんがレモンティーとアイスコーヒーを運んできた。
「ごゆっくり。」
笑顔で礼をされる。
『ありがとうございます。』
おもわずあたしも礼をしてしまった。
あんな人になってみたいもんだ。
あたしの性格じゃ、あんな優しそうな雰囲気はかもちだせない。
「何じろじろ見てんの?」
未来が引き気味に言ってくる。