平成魔法のランプ
「さすが、その通り。

ご主人様が、ブレーキランプを壁にこすられたので、こうして外に出てこれました」

なるほど。

これは、ラッキーかも。

「さぁ。
一つだけ、願いを叶えましょう」

ひとつ。
僕の知っている魔神は、確か3つの願いを聞いてくれていたが。

「ハハハご主人様。それはおとぎ話の中でのことです。
実際、そんな甘くありません。

さぁ、願い事を伺いましょう」

そんなものなのか。
ま、3つもお願いすると、最初の2つでロクなお願いしかできず、最後に元に戻してもらう羽目になるんだな、きっと。

ひとつの願いなら、余計なことは言えない。

慎重に検討するため、少し時間をいただくとするか。

「かしこまりました、ご主人様。
時間が欲しいのですね。
その願い、叶…」

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