太陽の竜と闇の青年
「まぁ、明日動けるようになったら話してもらうけどね。そのときは覚悟しといてよー」
フウはそう言いながらサクラが置いただろう、椅子から立ち上がって扉のほうへと歩いた(気がした)。
部屋から出ようとしたとき、思い出したかのように私に声をかけた。
「そうそう。僕、今日はクラウドと故に白虎と一緒に剣の使い方教えないといけないから。だから今日はこれでさよならだよー。ってことで、おやすみー」
きっと今、フウは片手をあげてバイバイとしたと思う。
バタンッという音がして、また部屋が静かになった。
サクラはどこかに行ったのか、部屋にいる感じはない。
小一時間ほどたち、静かな時間が突然消えた。
隣で骨がバキバキとなる音がしたのだ。
それから、ボソリと、
「……いって……」
と言う声も。
私が驚いていると(表情にはでてないけど)スッと冷たくて気持ちのいい手が私の片頬を撫でた。
それはとても気持ちよくて、安らぐ手だった。
無意識のうちに頬が緩んだ。
「あぁ。やっと笑ったな。お前にはその顔のほうが似合うぞ」
その声の主は微笑した(ように思えた)。
「少し寝すぎた。外を散歩してくる」
その声の主、壱はそういって部屋から出ていった。
昨日からずっと隣にいてくれたんだ……。
そう思うと、なぜか嬉しかった反面、少し照れくさかったりした。
けど、やっぱり壱はすごい。
ずっと気配に気づけなかったのだから。
その後、サクラとラカ、クラウドが来てくれた。
サクラとラカは父上と母上から着た手紙を読んでくれたし、クラウドは今日の剣術のことと、白虎がスゴイこととフウの教え方がとっても雑なことを教えてくれた。
どの話もおもしろくて自然と笑みがこぼれるものだった。
だけど、体は重く、ダルくて動きたくもなかったし、瞼も動かなかった。
ただ動くのは口と眉だけ。
それに口はあけれなかった。
だから言葉も発せない。
何だか植物人間みたいだ……。
そんなことを考えていると、だんだんと眠たくなってきた。
サクラが部屋に入ってきたのか、パタパタと忙しい足音が聞こえた。
けれど、私の意識はそこでブッツリと切れた。
フウはそう言いながらサクラが置いただろう、椅子から立ち上がって扉のほうへと歩いた(気がした)。
部屋から出ようとしたとき、思い出したかのように私に声をかけた。
「そうそう。僕、今日はクラウドと故に白虎と一緒に剣の使い方教えないといけないから。だから今日はこれでさよならだよー。ってことで、おやすみー」
きっと今、フウは片手をあげてバイバイとしたと思う。
バタンッという音がして、また部屋が静かになった。
サクラはどこかに行ったのか、部屋にいる感じはない。
小一時間ほどたち、静かな時間が突然消えた。
隣で骨がバキバキとなる音がしたのだ。
それから、ボソリと、
「……いって……」
と言う声も。
私が驚いていると(表情にはでてないけど)スッと冷たくて気持ちのいい手が私の片頬を撫でた。
それはとても気持ちよくて、安らぐ手だった。
無意識のうちに頬が緩んだ。
「あぁ。やっと笑ったな。お前にはその顔のほうが似合うぞ」
その声の主は微笑した(ように思えた)。
「少し寝すぎた。外を散歩してくる」
その声の主、壱はそういって部屋から出ていった。
昨日からずっと隣にいてくれたんだ……。
そう思うと、なぜか嬉しかった反面、少し照れくさかったりした。
けど、やっぱり壱はすごい。
ずっと気配に気づけなかったのだから。
その後、サクラとラカ、クラウドが来てくれた。
サクラとラカは父上と母上から着た手紙を読んでくれたし、クラウドは今日の剣術のことと、白虎がスゴイこととフウの教え方がとっても雑なことを教えてくれた。
どの話もおもしろくて自然と笑みがこぼれるものだった。
だけど、体は重く、ダルくて動きたくもなかったし、瞼も動かなかった。
ただ動くのは口と眉だけ。
それに口はあけれなかった。
だから言葉も発せない。
何だか植物人間みたいだ……。
そんなことを考えていると、だんだんと眠たくなってきた。
サクラが部屋に入ってきたのか、パタパタと忙しい足音が聞こえた。
けれど、私の意識はそこでブッツリと切れた。