太陽の竜と闇の青年
「なっはっはっは!てっきりどっかの敵がいじめにやってきたのかと思ったじゃねぇか」


家の中には動物の姿になった朱雀たちがいた。


私が事情を説明するとマランはすぐに顔色をかえてぎゃはははと笑いだしたのだ。


「しっかし、何百年と生きている俺でも四神をみたのは初めてだなぁ……」


知っての通りマランは不老不死。


だから何百年と歴史をみてきた。


「そうなのですか。あたしも不老不死を初めて拝見させていただきました」


朱雀がやんわりと笑うとマランはデヘデヘと笑った。


「いやぁ、それほどでもぉ」


「褒めてないでございます」


玄武がすかさず言うと、マランは少しだけムッとして白虎に言った。


「そんなに爺臭いこと言わなくてもいいのになぁ。な?白虎?」


ポンポンとマランが白虎の肩に触れると、白虎はすぐにマランの手を掴み離した。


そういえば白虎は体を触られるのを異常なほど嫌っている。


「俺に触れないでもらいたい」


白虎に鋭く睨まれてマランはガクガクとうなずくしかなかった。


「わ、わりかったよ……」


マランは一言そういうと私とフウをみた。


「話を戻すが幻聴っていうのを信じているか?」


私とフウは顔を合わせた。


「僕は信じれない。でも爆発音がしたのに何もなかったっていうのは事実だ」


「私は信じれるなぁ。爆発音がしたけど何も起きなかったんだから。幻聴っていわれたら納得できるよ」


壱は?と私が訪ねると壱は首を捻った。


「分からん。頼りにする情報が少なすぎるからな」


壱の返事を聞いたマランはうんうん、と納得したようにうなずいた。


「とりあえず、一つずつ整理していってはどうだ?」


白虎が提案した。


「いいねぇ!それ。んじゃぁーまずマランが何で薬草を探していたのかだねー。一番始めに話したのがソレだったしー」


フウがあっはっはーと笑っていうと、マランはチッと舌打ちをした。
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