太陽の竜と闇の青年
「3つ目の質問。マランはこれからどうするのさ」


フウが指を三本たたせてマランにたずねると、マランは首をコキコキとならせた。


「そうだなぁ……どうすっかなぁ……。そーいやお前等。ここにいるっつーことはもしかして風国に戻るところなのか?」


私とフウは同時にうなずいた。


「うん。風国に捜し物があってね」


私が笑いながらそういうと、マランは白虎たちを指さした。


「青竜だろ?」


……直球ー!!


私は渋々ながらうなずいた。


すると、マランはサラッと簡単に物事を私に伝えたのだ!


「青竜の翡翠ならネロが持ってたぞ」


「へぇ~、ネロが?ネロがねぇ……。ってネロォォォォォォ!?」


私が椅子からガタンッと立ち上がると、ウトウトしていたタタラとアカツキがビクッと目を覚ました。


そして特になにもないことをしると、また二人で体を寄せあいながらウトウトし始めた。


「ん?あぁ。青の翡翠だろ?それならネロがお前みたいにネックレスにしてつけてたぞ」


私は首にかかっている3つの翡翠をソッとなでた。


前までは慣れていなかったけど、今では一心同体のように慣れている。


「ネロかぁぁぁぁぁ。やだなぁ……」


私が椅子に座りなおして深くため息をつくと、フウがニヤニヤと笑った。


「そっかぁ。ルウはまだネロが怖いんだねー」


「はぁ?怖くないし」


「いやーでもさルウっていじめられっぱなしだったしー」


「いじめられてないもん!!」


「強がっちゃってぇー」


フウのニヤニヤをみないようにするために、私がそっぽを向くと壱と目があった。


でも壱はすぐに興味なさそうにあくびをした。


「まぁ、その話はおいといて。お前等よ、途中まで俺を旅のお供にする気はないか?」


私とフウはマランに冷ややかな目線を送った。
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