太陽の竜と闇の青年
私たちが唖然としている中、マランだけがのほほんとその男に挨拶をした。
「おぉ、久しぶりじゃねぇか。おまえ、嫁さんどうしたんだ?」
「あぁ。アイツとは離婚をしたよ」
「そんなの聞いてない!!!!!!!!」
私は思わず声をあげた。
フウとマラン以外の皆の驚いた顔が私に向けられた。
「あ、ごめん……」
男が私に笑いかけた。
「あぁ。ごめんね。俺、報告が面倒くさくて父上たちに報告をしていないんだぁ。でも、大丈夫だろう?あの国はルウちゃんとフウ君が継いでいくんだからさぁ」
フウがその言葉にニコッと笑った。
「あの国は僕が継ぎます。ただし、僕も庶民の子と結婚してですが。ねぇ?」