太陽の竜と闇の青年
トオタは私たちをみると、ニコッと笑った。
「いやいや、お見苦しいところをみせちまったな。ま、これがふつうか。ははははは!ところでお前たち、突然なぜここに来たんだ?俺はもう二度と二人にあえないと思ったんだが……」
私は懐から狸親父から預かった一通の手紙をだして、トオタに渡した。
「おっ!コレは貿易商認証だな!」
トオタはうれしそうに破顔した。
「貿易商認証?」
テルが首を傾げたのをみてトオタが説明した。
「あぁ。これがないと風国とは貿易ができなくなるんだ。風国は他の国よりも鉄鋼石や金塊、食料までもが豊富で新国にとっては欠かせない貿易国なんだよ。ちなみにこの貿易商認証は、一年に一度更新しないといけないから大変なんだよ」
テルはトオタの話に納得がいったのか、うなずいた。
「じゃぁ俺のほうからも貿易商認証を出すから少し待っていてくれないか?」
トオタはそう私たちに告げると、部屋からでていった。
残ったのはナナだけ。
嫌な予感がした。
案の定、ナナは不敵な笑みを浮かべた。
「昔、あなたに捕られてたと思っていたトオタ様ですが、もう一度わたくしのものになりましたのよ」
私とフウは盛大なため息をついた。
「うん。だから何っていうのさ」
フウの言葉にナナはうっと詰まる。
しかし、すぐに言葉をみつけたのか、ニヤッと笑った。
「そういえばフウ様は髪が短くなりましたね。もしかして無理やり他国で切られたとか?」
私はナナを睨んだ。
フウはというと、地雷を踏んでしまったのかぶち切れだった。
「うるさいな!!髪を切ろうが切らまいが人の勝手だろ!じゃぁ何だっていうの?髪を切る権利をあんたが全部もっているっていうの?あぁそれとも髪が長いほうが貴族になれるっていう馬鹿な考えをもっている人なのかい?あんた何様のつもりだよ」
ナナはトオタの前と自分の前での豹変さに驚きながらも言葉を続ける。
強がりはまったくかわってないんだからなぁ。
「えぇ!思っていますとも!もちろん黒髪だって入っております!それに比べてあなたたちは竜の民のうえ、そんな不良のような刺青もいれて、銀髪!いいのは顔が整っていることだけでしょう!」
その言葉に反論したのはもちろんフウ。
「黒髪黒髪っていうけどさ、黒髪のどこがいいわけ?黒髪だったら質がいいわけ?んなわけねぇだろ。僕の友達になだって黒髪の人がいるよ?だけど王族じゃない。そう考えればあんた僕の友達と結婚したら?あんたにはトオタはもったいない」
ナナは顔を真っ赤にして叫んだ。
「みすぼらしい髪のくせに!!黒髪を馬鹿にしないで!」
「いやいや、お見苦しいところをみせちまったな。ま、これがふつうか。ははははは!ところでお前たち、突然なぜここに来たんだ?俺はもう二度と二人にあえないと思ったんだが……」
私は懐から狸親父から預かった一通の手紙をだして、トオタに渡した。
「おっ!コレは貿易商認証だな!」
トオタはうれしそうに破顔した。
「貿易商認証?」
テルが首を傾げたのをみてトオタが説明した。
「あぁ。これがないと風国とは貿易ができなくなるんだ。風国は他の国よりも鉄鋼石や金塊、食料までもが豊富で新国にとっては欠かせない貿易国なんだよ。ちなみにこの貿易商認証は、一年に一度更新しないといけないから大変なんだよ」
テルはトオタの話に納得がいったのか、うなずいた。
「じゃぁ俺のほうからも貿易商認証を出すから少し待っていてくれないか?」
トオタはそう私たちに告げると、部屋からでていった。
残ったのはナナだけ。
嫌な予感がした。
案の定、ナナは不敵な笑みを浮かべた。
「昔、あなたに捕られてたと思っていたトオタ様ですが、もう一度わたくしのものになりましたのよ」
私とフウは盛大なため息をついた。
「うん。だから何っていうのさ」
フウの言葉にナナはうっと詰まる。
しかし、すぐに言葉をみつけたのか、ニヤッと笑った。
「そういえばフウ様は髪が短くなりましたね。もしかして無理やり他国で切られたとか?」
私はナナを睨んだ。
フウはというと、地雷を踏んでしまったのかぶち切れだった。
「うるさいな!!髪を切ろうが切らまいが人の勝手だろ!じゃぁ何だっていうの?髪を切る権利をあんたが全部もっているっていうの?あぁそれとも髪が長いほうが貴族になれるっていう馬鹿な考えをもっている人なのかい?あんた何様のつもりだよ」
ナナはトオタの前と自分の前での豹変さに驚きながらも言葉を続ける。
強がりはまったくかわってないんだからなぁ。
「えぇ!思っていますとも!もちろん黒髪だって入っております!それに比べてあなたたちは竜の民のうえ、そんな不良のような刺青もいれて、銀髪!いいのは顔が整っていることだけでしょう!」
その言葉に反論したのはもちろんフウ。
「黒髪黒髪っていうけどさ、黒髪のどこがいいわけ?黒髪だったら質がいいわけ?んなわけねぇだろ。僕の友達になだって黒髪の人がいるよ?だけど王族じゃない。そう考えればあんた僕の友達と結婚したら?あんたにはトオタはもったいない」
ナナは顔を真っ赤にして叫んだ。
「みすぼらしい髪のくせに!!黒髪を馬鹿にしないで!」