愛いっぱいCHU
先生のことを追いかけて、中学のときに必死に勉強してギリギリ合格して入学したこの陽明高校。
なんだか3年間いろいろあった・・。
憧れていた先生と恋人になれたときには浮かれすぎて毎日学校にいくのが楽しみで・・。
だけど・・その中にも辛いことや傷ついたことがいっぱいあった。
私の過去を受け入れてくれた先生。
そして先生の過去も知った。
気にしないって言ったら嘘になる。
でも、それも先生が生きてきた道・・。
私は今日の卒業で少しでも先生がこれから生きていく道を一緒に歩くことができればいいな・・・と思う。
「あ、あすかっ、そろそろ式の時間だよ!」
「わっ、急がなきゃ!」
私と沙都は相変わらずいつも通りのペースで今日という特別な日を迎えていた。
卒業式の式典が行われる体育館ではすでに厳かな雰囲気が漂っている。
私たちは少し恐縮しながら自分たちの座席に座った。
本当ならあの職員席に先生が座っていたんだよね・・。
今は・・・もちろんいない・・。
私が卒業する姿を先生に見て欲しかった。
学校を一歩出て、対等な立場になった私を真っ先に見て欲しかった。
なんだか3年間いろいろあった・・。
憧れていた先生と恋人になれたときには浮かれすぎて毎日学校にいくのが楽しみで・・。
だけど・・その中にも辛いことや傷ついたことがいっぱいあった。
私の過去を受け入れてくれた先生。
そして先生の過去も知った。
気にしないって言ったら嘘になる。
でも、それも先生が生きてきた道・・。
私は今日の卒業で少しでも先生がこれから生きていく道を一緒に歩くことができればいいな・・・と思う。
「あ、あすかっ、そろそろ式の時間だよ!」
「わっ、急がなきゃ!」
私と沙都は相変わらずいつも通りのペースで今日という特別な日を迎えていた。
卒業式の式典が行われる体育館ではすでに厳かな雰囲気が漂っている。
私たちは少し恐縮しながら自分たちの座席に座った。
本当ならあの職員席に先生が座っていたんだよね・・。
今は・・・もちろんいない・・。
私が卒業する姿を先生に見て欲しかった。
学校を一歩出て、対等な立場になった私を真っ先に見て欲しかった。