檸檬の変革
『美空!起きて!次で降りるよ!』


美夏の急かす様な声で美空は起きた。

窓から見える景色は一面青い海が広がっていた。


周りを見渡したら他に乗客は居なくなって2人だけしかいなかった。


列車はスムーズに停車して扉が開いた。


潮の匂いがした。


2人は駅を出て駅前のロータリーにあるちょっと大きなスーパーの様なデパートと呼べる程大きな建物では無い中途半端な店に入り、私服を買った。

2人共バイト代が入っていた銀行のカードがあったので助かった。


2人共制服を新しく買った大きめのバックに詰め込んだ。

建物を出てファーストフード店に入り軽く食事をしながらこれからの予定を立てた。


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