檸檬の変革
『あたしが聞いた海の場所は歩いて行けないからバスかタクシーで行こう。』


美夏がポテトをかじりながら提案した。

『バスはカッタルイからタクシーにしよう。美夏場所言えるよね?』

美空はジュースでハンバーガーを流し込みながら言った。

『場所は大丈夫!でも、店が無いから途中のコンビニで買い物しないと夜まで保たないよ。』

『その辺は美夏に任せる。』


美空は少し落ち着き無く答えた。


店を出た2人は駅のロータリーで客待ちをしていたタクシーに乗り込み海に向かった。


< 38 / 193 >

この作品をシェア

pagetop