Cotton Candy【ベリカ限定】
「なぁ……」


「え?」


階段を半分くらい降りた所で雅に呼び止められて、振り返った。


「この後、何か予定ある?」


「別に……。夕方からなら、友達と約束してるけど……」


「じゃあ、ちょっとだけ付き合って♪」


あたしが答えると、雅は笑顔で言った。


何であたしが……?


心の中で感じた事は、敢えて訊かなかった。


「別にイイけど……」


あたしは小さく答えて、せっかく降りた階段をまた上った。


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