Cotton Candy【ベリカ限定】
「いらないってば……」


「イイから♪」


雅は笑顔を見せると、屋台に視線を遣った。


「嬉しかったから、お前にプレゼント……」


「え?」


ポツリと呟いた雅を見上げて、あたしは小首を傾げた。


「姫華、ずっと屋上に来なかったじゃん?正直、ちょっとヘコんだ……。だから、今日は久しぶりに学校で姫華と会えて、嬉しかったんだ」


雅は、優しい笑みを浮かべて続けた。


「それに、姫華の浴衣姿が見れた事も嬉しかったからな……」


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