Cotton Candy【ベリカ限定】
「当たり前だろ」


たった、一言。


言葉を交わしただけの、何の根拠も無い約束。


こんな些細な言葉に、きっと保証なんて無い。


だけど、それでも良かった。


根拠の無い言葉でも、雅の言葉ならあたしにとっては大きな意味を持つ。


それだけでいい、と思えた。


「そうだよね……」


あたしは小さく笑って、雅を見上げた。


そして、少しだけ背伸びをして雅に軽くキスをした後、彼の家を後にした。


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