Cotton Candy【ベリカ限定】
だけど…


さっき、雅はもう大切な子にボタンをあげたって言っていた。


確かに、彼の学ランの第二ボタンは無かった。


美穂から雅と別れたって事を聞いた時、本当は心のどこかで少しだけ期待していた。


彼は今もまだ、自分(アタシ)の事を好きでいてくれるんじゃないかって…。


だけど、それはただの自惚れでしか無かった。


そんな自分を情けなく思った。


美奈子達の所に戻りたくなかったあたしは、階段を上がって屋上に行った。


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