Cotton Candy【ベリカ限定】
「姫華の事……いっぱい傷付けて、ごめん……」


そう言った雅の狭い腕の中で、あたしは必死に首を横に振った。


「ごめんな……」


謝り続ける彼に、ただ首を横に振る事しか出来なかった。


「俺、県外の大学に行くんだ。姫華を傷付けたのに傍にいたいなんて、ずるいじゃん?だから……お前とはもう会わない」


雅は言った後、あたしから体を離した。


「え……?」


困惑するあたしに、彼が優しい笑みを向けた。


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