Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「藤倉さん、涼君と陽菜ちゃん、此所に泊めたらあきませんやろか?」
えっ?
小雪さんのその言葉に涼も陽菜も笑顔になって
「パパ、ママ」
う~ん、涼は大丈夫だけど陽菜は…
恭介さんを見ると
「いや、そんなご迷惑をかけるわけには。涼、陽菜、明日また会えるんだから」
「いや!ひなおとまりしゅる」
ますます小雪さんにしがみついてる。
「陽菜!我が儘言うんじゃない。陽菜はいい子なんだろ?」
珍しく恭介さんが声を荒げた。
「うっ…うわぁぁぁ~~」
あ~ぁ、遂に陽菜が泣き出した。
「陽菜」
「ひな」
陽菜を抱こうとすると私の手を払い除けて小雪さんに。
「陽菜…」
小雪さんが陽菜を抱きしめて
「陽菜ちゃん、パパもママも陽菜ちゃんを怒ったはるのと違うえ。陽菜ちゃんはええ子やろ?泣いたらおかしいえ」
「うっ…ヒック…おねえちゃん…ヒック」
「ひな、なかないで」
涼も陽菜の頭を撫でている。