Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



「きえちゃったねぇ」


陽菜の声に見ると一番初めに点いた『大』が鎮火していた。


そしてやはり順番に他の山も。


「これで京都のお盆が終わるんどす」


女将さんの言葉に夏休みも終わりだなと思う。


「ほんまにええ大文字させてもらいました。いつもは鴨川から大だけしか見いひんさかいに。五山全部を見られるなんて。なぁ、小雪」


「へぇ。うちも全部を見たんは初めてです。おおきに」


「いえ。私達もお誘い頂いたからこうして大文字も見られたし京都にも来れました。ね、恭介さん」


「ん、あぁ。夏休みに何処かへ連れて行けってやいやい言われてたので声を掛けてもらって本当によかった。涼と陽菜もよかったな」


「うん」


「うん」


二人とも本当に大満足な旅行になったもんね。




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