Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「寝たか?」
「はい」
二人ともぐっすりと。
恭介さんは珍しくビールを飲んでいる。
部屋にはスコッチはないもんね。
「飲むか?」
「はい。じゃあ一杯だけ」
隣に座りビールを注いでもらう。
「陽菜はまだやっぱり赤ん坊だな」
「フフフ…」
「お前もよかったな」
「なにがですか?」
「まだ『ママと一緒に寝る』って言ってくれて」
「……」
「夕べはあっけらかんと『ママ、おやすみなさい』って手を振られたからな」
ま、まあね。
「それを言うなら恭介さんもでしょ?」
口には出さないけど二人を溺愛してるもん。
「ん?俺は…あいつらが小雪の所に泊まっても別に構わない」
「キ、キャッ!」
抱き寄せられ
「あいつらがいなかったらお前と二人きりになれるからな」
いきなり唇を奪われた。
それはビールの苦味と共に甘いキス。
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