Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「まだ寝てるのか?」
お風呂から出て来た恭介さんが陽菜を見て呆れている。
「どうしましょう?」
まさかこのまま朝まで寝るなんてことはないし。
昼寝が長いと夜また寝ないよね、きっと。
「陽菜、起きろ!晩飯食うぞ」
恭介さんが陽菜を揺するんだけど
「う~ん」
向きを変えて…これは起きそうにないわ。
「仕方ないな。このまま寝かせておくか」
「そうですね」
涼と三人で晩御飯を済ませて後片付けをしてたら
「う、う~んママ…」
漸く起きた。
「陽菜」
「ママ、おはよ」
『おはよ』って
「陽菜、今は朝じゃなくて夜よ。陽菜はお昼寝をずっとしてたのよ」
「えっ?あしゃじゃないの」
完全に錯覚している。
「うん。お外を見てごらん」
カーテンを開けて
「ほんとだ。まっくらだね。あ、パパとおにいちゃんは?」
「二人とも二階よ。陽菜お腹空いてない?」
「うん、ペコリ」
「お寿司食べる?」
「おしゅし?たべる」
陽菜はお寿司が大好物。
ま、嫌いな物はないけど。