Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「恭介さん、駄目ですから」
「じゃあ晩ならいいのか?」
「…晩も駄目です」
恭介さんの手が止まり
「ん?」
「や、やっぱり涼の教育上」
「寝てる」
「だけど」
「ん?」
髪を撫でている。
「何か…落ち着きません」
恭介さんの首筋に顔を埋めた。
「クッククク…ハハハ…」
おかしくないでしょう?
「分かった」
ホントかしら?
「帰るまで我慢する」
「……」
後二日のことでしょうが。
「その代わり」
「えっ?」
「キスして」
「……」
「なっ!」
「は、はい」
キスですか?
恭介さんの頬に手を添えて唇を
「ゥ…ゥウワァ~」
あっ!
「チッ!またアイツは」
恭介さんが悪態をついてる。
て、パパでしょうに。
慌てて膝から降りて
ガチャッ!
「涼」
「ママ~」
抱き着いて来た。
「大丈夫だからね」
寝室を出て
まだ「グスン…グスン」泣いている。
恭介さんが抱き上げて
「涼、男の子なら泣かない!」
ビクッとして
「は、はい」
泣き止んだ。
「ん」
はぁ~
完全なる八つ当たりだわ。
その日も散歩に行き夕食を食べお風呂に入り…大人しく寝た。