Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



病院に戻ると


「遅い」


相変わらず俺様だわ。


「これでも急いで来たんですよ」


「涼は?」


話しをすり替えてる。


「大丈夫です。お母さんがお迎えに行って下さるから」


持って来た物を片付けながら


「恭介さんが退院するまで涼共々藤倉の家にご厄介になります」


「ん?」


「会社から病院、それから藤倉の家に涼を迎えに行って帰ったら遅くなるし涼も精神的によくないし…お母さんが暫く居たらって」


「そうだな…ってお前」


「はい?」


「帰るのか?」


「……」


夜通し付き添うとか思ってんの、もしかして。


「あの恭介さん」


「……」


何か…睨まれてるような。


「此処、完全看護だし、涼を一人で置いとけません」


「はぁ~涼がいたな」


息子の事を忘れてるのかしら。


「仕方ねえな」


「出社する前に来ますし、帰りにも寄りますから」


「あぁ」


コンコン


「はい」


看護師さんが入って来て


「藤倉さん、じゃあ行きましょうか」


「お願いします」


恭介さんを車椅子に乗せ手術室へ


私も着いて行く。


手術室の前で


「じゃあ恭介さん、終わるまで此処にいますから」


「あぁ」


手術室へ消えて行った。



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