Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
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無事、手術が終わり恭介さんが戻って来た。
半身麻酔だから意識ははっきりしてる。
ベッドで点滴を
「大丈夫ですか?」
「ん、大丈夫だ。まだ麻酔が効いてるから」
額にかかった髪をかき上げて顔に指を滑らす。
「ん、どうした?」
「安心しました」
「ただの盲腸だ。大層な」
「だ、だって癒着してたって」
「フッ」
点滴を注してない方の手で私の頬を。
「恭介さん」
恭介さんの手を取り唇へ
コンコン
あっ!
「はい」
「ママ~」
入って来たのは涼とお母さん。
「涼」
涼が私に飛び付き恭介さんを見て
「パパ、ポンポンいたい?」
恭介さんが涼の頭を撫でて
「大丈夫だ。パパは強いからな。何たって涼のパパだからな」
「うん」
ニッコリ笑ってる。
「涼ちゃんがどうしてもパパに会いたいって」
「お母さん、すみません」
「いいのよ。一応私も気になってたし」
「一応ってな」
恭介さんがお母さんを睨んでる。
もう!
「パパ」
「ん?」
「いつかえるの?」
「ん~一週間くらいかな」
「いっちゅうかん?」
涼には分からないわよね。