Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
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一週間後の土曜日
今日は恭介さんが退院する日
「お父さん、お母さん、お世話になりました」
「ううん、もう少しいてくれてもよかったのに、ねぇ、お父さん」
「そうだが、また恭介が文句言う」
ハハハ…さすがお父さん。
よく分かってる。
「だけど涼ちゃんだけでも此処で待ってたら」
「涼、どうする?パパを迎えに行って来るから此処で待ってる?」
「いや、りょうもいくの。パパをむかえにいくの」
私の手を強く握る。
また一人置いて行かれたら大変と思ってるみたい。
「うん、じゃあ一緒に迎えに行こうね」
「はい。おじいちゃんおばあちゃん、あいがと」
「涼、またおいで」
「はい」
元気に返事をして
「じゃあ」
「バイバイ」
恭介さんの待つ病院へ