Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



―――


――





一週間後の土曜日


今日は恭介さんが退院する日


「お父さん、お母さん、お世話になりました」


「ううん、もう少しいてくれてもよかったのに、ねぇ、お父さん」


「そうだが、また恭介が文句言う」


ハハハ…さすがお父さん。


よく分かってる。


「だけど涼ちゃんだけでも此処で待ってたら」


「涼、どうする?パパを迎えに行って来るから此処で待ってる?」


「いや、りょうもいくの。パパをむかえにいくの」


私の手を強く握る。

また一人置いて行かれたら大変と思ってるみたい。


「うん、じゃあ一緒に迎えに行こうね」


「はい。おじいちゃんおばあちゃん、あいがと」


「涼、またおいで」

「はい」


元気に返事をして


「じゃあ」


「バイバイ」


恭介さんの待つ病院へ




< 221 / 1,863 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop