Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「ただいま~」
「ママ~」
涼と陽菜とまぁ君が勢いよく帰って来た。
「みてみて~かぶとむし」
「クワガタもいたよ」
「ひなはちょうちょしゃん」
それぞれの虫籠を私達に我先にと見せる。
「よく捕れたね。涼達が捕ったの?」
「うん。おじいちゃんにおしえてもらってぼくがとったの」
「ぼくはパパがとってくれたの」
まぁ君が嬉しそうに誠さんに引っ付いてる。
「ひなのちょうちょしゃんもパパがとってくれたの。ね~パパ」
「あぁ」
恭介さん、ちょっぴり自慢気
「たまたまお前の側に蝶々が止まっただけだ。探しもしないくせに」
「……」
お父さんに言われたら恭介さんも言い返せないわよね。
そうよね、虫を追い掛けて走り回ってる恭介さんなんて想像出来ない。
「ん?何がおかしい?」
「えっ?」
「今、笑ってた」
「笑ってませんよ」
「いや笑ってた」
完全に八つ当たりだわ。