Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~
「夏休みも終わりだな」
この離れには庭に降りられるよう縁側がある。
恭介さん達は、そこに座りビールを飲んでいる。
「そうだな。明日帰ったら後一日で休みは終わる」
「慎吾君と泉ちゃんも疲れたんじゃないか?」
お父さんがお兄ちゃんにビールを注ぎながら
「大丈夫ですよ。子ども達と遊ぶのもストレス解消になってるし。な、泉」
縁側の椅子に座っていた泉お姉さんが
「えぇ。あの子達と遊ぶのは楽しいですし、いい空気を吸って自然に触れて美味しい物を食べて温泉に入れてリフレッシュ出来ました。また来年も誘って下さいね」
「勿論よ。慎吾さんと泉ちゃんが来てくれたら私達も安心だもんね。お医者さんがいたら。ね、志織ちゃん」
フフフ…瑞穂さんったら。
「そうですよ、あの子達もお兄ちゃんと泉お姉さんが大好きなんだから。それにあの子達と遊んでくれるから私達も助かります。ね、恭介さん」
「お前らは直に楽したがるからな」
「……」
「……」
恭介さんに言われたくありません。
みんなもそう思ってるみたいでクスクス笑ってる。
だけど…恭介さんは笑ってる意味が分からず
「ん?何がおかしい」
本当にマイペースな俺様だわ。
夜も更けて
「そろそろ寝ましょうか?」
「そうだな。おやすみ」
陽菜が寝ている布団に入り
「おやすみ、陽菜」
陽菜が抱き着いてきた。
フフッ 熊五郎とペン太郎は座布団の上で寝かされている。
ご丁寧にバスタオルまで掛けて。
フフフ…
いい夢を見てね、お姫様。