雨あがりの空に
一時間後……。

「「できたぁ!!」」

やっとの思いでできたコロッケ。

見た目は…、少しアレだけど…肝心なのは味だ!

俺は、自分にそう言い聞かせた。

「パパ!早く食べようよ!」

拓海が俺の服の袖をクイクイと引っ張った。

「そうだな!食べるか!」


拓海と二人だけの食卓を囲う。

「拓海、ごめんな?ちょっと失敗しちゃったな」

「大丈夫だよ!食べれるよ!…いただきまーす!」


大きな口でコロッケを頬張る拓海。

「どう?美味しいか?」

「うん!美味しいよ!パパも食べてみなよ!」


拓海は笑顔で言った。
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