♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
連れてこられたのは広いバルコニーだった。



広大な敷地の庭が見事にクリスマスかってくらいにライトアップされ綺麗だった。



「今日からデートで、俺がどんな奴か徐々に見せてやる」


「今日は手始めに俺が普通の人間より良く肉をくう。それを見せてやった」



「はあ」

そんなの見せてもらっても嬉しくも何ともないし。

リアクションに困るだけなんだけど。


「すみれ、どんな奴か、今日のお前をみせろ」



「は?」


今日のお前って



いったい……

疑問を感じているうちに徐々にバルコニーの白い手すりへ追い込まれるすみれ。





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