♥♥♥危険なアフタースクール〜♥♥♥
リビングのソファに
先に座っていた雷馬は
隣へ座れというように
ソファをポンポンと叩いた。
仕方なく隣に腰掛けたすみれ。
雷馬は
すみれの頬に鼻の先をつけた。
「な!ちょっと」
くんくん
匂いを嗅いでる?
「無臭だ……おまえ」
「なんで…においなんか!」
恥ずかしくて
すみれは 雷馬から離れようとした。
「だめだ。
まだ……かぎたりない」
今度は すみれの両腕を
抑えて
鼻先をつけて
くんくんと体と
髪の毛のにおいをかぐ雷馬。