私の刑事さん
「もう怖くないのか?」
そう言えば…
「…多分…」
「多分かよ」
男…じゃなくて海斗さんは苦笑してキッチンに行った。
「お前ジュースだろ?」
「水でいい」
また笑った。
海斗さんはコーヒーとジュースを持ってきてまたソファーに座った。
「お前、あんな所で何してた?」
「……」
言えない…
「言いたくないか」
私は小さく頷いた。
ごめんなさい
これは誰にも言えない…
私は小学生の時に、学んだんだ。