もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚
(そういえば、さっき陽太が、おじさんを追い出したとかなんとか言ってたけど……。まさか、私のせいで本当に出てっちゃったの?)


泣きながら部屋の窓を開ける優衣……。


空には満天の星、そして、街灯に照らされた白いバス停がそこにある。


「もしかして!」


何かに気付いた優衣は、足音を立てないように階段を下りると、玄関のドアをそっと開けて静かに外に出た。


そして、バス停に向かって全速力で走る。


真夜中の静寂も……、


暗闇の恐怖も……、


何も感じられないほど、無我夢中になって……。
< 334 / 358 >

この作品をシェア

pagetop