天神学園高等部の奇怪な面々27
友達。

善がその言葉に瞳を輝かせる。

「友達…五所川原殿と俺が、友達…!」

「別に不思議な事ではないと思いますが」

リヴリアが口を挟む。

「天神学園は変わった学校です…人間だろうが、人外だろうが、ロボットだろうが、ぬいぐるみだろうが、等しく友情を育めるのです…私はロボットではありませんが」

そこは強調しなくていいから。

「……」

ハテナ?

善が首を傾げる。

人間、ロボット、人外。

確かにそういう生徒は、この学園に転校してから何人も見かけた。

が、ぬいぐるみとは????

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