女神の秘密 《密フェチ》
君子が唇を離すと、清閑な顔つきを取り戻した佐々木が急に仕事口調で言う。
「いつもすまないね、松岡クン。
キミのお陰で僕は鋭気を取り戻せるんだ。
これからもよろしく頼むよ」
「お任せください、支店長。
失礼致します――」
時間にしてほんの数10分。
胸に顔を埋めさせてあげてよしよしして、キスするだけで満足してくれる男を、君子は嫌いじゃない。
そんな単純なことで大の大人が毎日頑張れるなら安いものだと思う。
何より、弱っている男の顔は君子にとって最上級にエロチックに映る。
(私だけに見せる顔ってたまらない)
「いつもすまないね、松岡クン。
キミのお陰で僕は鋭気を取り戻せるんだ。
これからもよろしく頼むよ」
「お任せください、支店長。
失礼致します――」
時間にしてほんの数10分。
胸に顔を埋めさせてあげてよしよしして、キスするだけで満足してくれる男を、君子は嫌いじゃない。
そんな単純なことで大の大人が毎日頑張れるなら安いものだと思う。
何より、弱っている男の顔は君子にとって最上級にエロチックに映る。
(私だけに見せる顔ってたまらない)