Love again
「ちひろ、疲れてるのかな?なんだろうね。」


疲れからなのかな?

「そういえば、彼氏出来たこといってないの?ママっちに!」


「うん。気づいてると思うけど……まだね。」


厳しくなっても嫌だしさ。明里と、ガールズトークしながら、ちょくちょく来るマサトのメールに返信。


「マサトは、ちひろが大好きだよね。もう、ちひろが可愛くて、仕方ないって気持ちが伝わってくるもん。あたしも、そんな風に愛されたいかも」


「明里だって、愛されてるっしょ。マサトのね、大好きって気持ちは、すごく伝わるんだけど、あたしは心配。愛され過ぎたら冷めるのも早いかもって。」


男友達の時のマサトと、彼氏になってからのマサトは、全然違う。もっとさっぱりしてそうだって、勝手に思ってたから。


「ナイ、ナイ!マサトは、前から、ちひろしか見てないもん。」


「そうかな?」

話しに夢中になって、延々と語ってた。


明里とは、高校に入って、すぐに仲良くなった友達なんだ。



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