Love again
3時間目の終わりチャイムの音で起きたら、マサトがいたの。


「大丈夫?戻れるか?」


「うん、いっぱい寝たから平気だよ。」


ベットから起き上がった時抱き寄せられた。



「お茶…買ったんだ?」


「…後輩の美優ちゃんからもらったの。」


嘘をついていた。


沢田くんにもらったって言えなくて、変な誤解されたくないし。


「そっか。」

それから、4時間目の授業中、沢田くんがちょっかいかけてくる。


肩をトントンしてきて振り返ったら、沢田くんの人差し指が、私の頬にあたってきた。


「ひっかかった!」

「もう、沢田くん」

無邪気過ぎるくらいの笑顔で笑ってた。



意外と子供っぽいんだって思ったの。そして、あたしもやり返さなきゃと様子を見て、チャンスが来たらトントンしてた。


「…あっ!」

「やったね♪」

大満足で笑ったら、沢田くんも引っ掛かって悔しそうな顔もしたけど笑ってくれた。


沢田くんってガキだなって思ったら、笑いが止まらなくて沢田くんと私、先生に怒られた。


「俺だけ頭叩かれた…」


「いいの!」

先に原因を作ったのは沢田くんだもん。


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