Love again
お昼休みーー

私の机に、明里と私のお弁当を出して、おかずのトレードしながら、仲良く食べてた。


「お前の弁当って、なんで、そんな量なんだ?食べきれないだろ?」


「お母さん、栄養士の免許持ってて、明里が、うちのごはん美味しいって言うから、明里ちゃんにも食べさせてねって。」


明里が、頷きながらおかずを食べている。


「そうなんだ。本当に、うまそうだもんな!」


沢田くんに言われて、新しい割り箸を渡した。


「食べきれないから、食べていいよ。嫌じゃなかったら……」


「じゃあ、もらう!」


豆腐ハンバーグを取って、口に入れてた。


「うん。美味い!」

「よかった〜はい、おにぎりも。どんどん食べて!」


お母さん、また美味しいって言ってくれた人が増えたよ。


「お前は食べないの?」


「沢田くん。ちひろは、それどころじゃないの。今日さ、初めてマサトの家に……痛っ!」


マサトが、明里の頭を軽く叩いた。


「そんな話すんな。絶対、明日、明里は俺のこと変な目で……ん?」


マサトが、自分で言ってて恥ずかしくなったのか、サッカーしてくるって去ってった。
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