略奪愛の結末
その日は 統一テストの日だった。
朝から夕方まで会場につめてテスト。
自分の位置と合格判定の出るテストを受けた。

期末がまた上がって
篤朗が
「褒美に何がいい?」と言ったから

「おごって。」と言った。

たまには姉がいないところで会いたかった。

会場の下で篤朗が携帯を見ながら座っていて
私はその姿を少し遠目で見ていた。

やっぱ カッコイイ……。

あの篤朗が少しでも自分の思い通りになるなんて
すごい幸せだなって改めてそう思った。

「篤朗。」

「おう どうだった?」

「まぁまぁ かな。」

「お疲れ~んじゃ行こうか。」

立ち上がった篤朗の後ろを歩く。
後ろじゃなくて その手をつないで歩きたい。

合格したら……
そう言ってみようかな。

一生懸命リサーチしたお店だった。

「なんか緊張するんだけど。」
ドキドキなのは 篤朗と二人だからかな。

「メグさんの料理の方がうまそうだけどな。」

回りを見渡し 篤朗が言った。


またお姉ちゃんのこと言った……。

最近 篤朗が姉のことを言う回数が増えた気がする。

料理が運ばれてきた。

「うわ~~~美味しそう~~~。」
わざとに大げさに叫んだ。
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