略奪愛の結末
「そうそう俺も
マリに報告しなくちゃ。」

「ん?」

「就職決まったんだ。」

「え?あ よかったじゃん。」

「ホッとしたよ~~~。」

「それでそれで?」

「東京なんだ。」

そのあとの篤朗の話が耳に入らなかった。

篤朗が いなくなる・・・・・・。
就職ってそうなんだけど


それにしても遠いとこ・・・・・。

「マリの受験の準備はちゃんと最後まで
やらせてもらうからな。メグさんにもそう伝えてある。」

「お姉ちゃんも知ってるの?」

「報告したよ。」


私より先に?ムカつく・・・・。


「雇い主にはちゃんと報告しなくちゃさ。」

雇い主?それだけ?

「いつから?」

「三月の終わりには あっちに越すよ。
本社はこっちだから いつかはこっちに戻れるだろ。」


「いつ?」

「少なくても三年は……。」

三年・・・・・。長いじゃん・・・・。
泣きそう・・・・・。

「お互い 頑張ろうな。俺も立派な男になって
戻ってくるからさ。絶対。」

篤朗の目が輝いていた。

篤朗がいなくなる

その現実を受け止めるのは地獄だった。


「やっぱ メグさんの料理の方がうまいな~。」

バカ 無神経!!
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