略奪愛の結末
姉の母性本能にすがるしかない。

後は篤朗だけ
でも 篤朗だって時間の問題


私には

「赤ちゃんがいるもの・・・・。
それからおねえちゃんもね……。
この二人がいてくれたら 絶対。」


悪魔だよね 私って・・・・・。
いつか 罰当たるかも……。


ううん
それでも 篤朗が手に入るのならどうでもいい。


私は篤朗と篤朗の子供と家族になりたい。
あったかくて ほんわかした
温かい家庭を憧れ続けていた人並みの
家庭がほしいだけ……。


携帯が鳴った。予想通り篤朗だった。


「どうして黙ってた?あれからもう
ずいぶん経ったよね。」

冷たい声だった。

「言えなかったから……。」

「俺はどうすればいい?」

「おねえちゃんは何て言った?」

「メグがかわいそうだ……。
いつでもメグは マリが大事だからな。
気の毒なくらい……。
メグがどういうかなんて おまえにはわかってるだろ?
全部計算できてたんだろ?」

「計算とかひどい。
おねえちゃんだけいっつもいい人なんだ。」

「悪い・・・・。
俺もさ 今もう支えてんのもやっとなんだ。
今日は おまえにメグとの結婚を
許してもらおうと思ってたから……。」

「結婚?私にこんなことして?」

篤朗は酔っている様子だった。
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