略奪愛の結末
「どちらにおかけですか?ここには
そういう人はいないんですけど。」

「本当ですか?道下 メグっていうんです。」

「いませんよ。」


送り先の住所も電話番号も
毎回違うから ここには期待はしていなかったけど

川崎ということだけは確かだった。


「川崎か・・・・。」

それしかわからない。

モヤモヤとした気分は続く
手がかりはないのか・・・・・。


「卓朗が結婚することになったのよ。」

兄貴の結婚が決まった。

「マジに?」

兄貴と結婚するなんて……
騙されたのかと 気の毒になっていた。


顔合わせの時 その相手に見覚えがあった。

「あれ?どこかで……。」

「覚えてくれてた?」

生徒会で 兄貴と副会長をしていた
柴田 真紀 だった。


「柴田さん?」

「そう 弟くん 何か大人になったね~。」

「え・・・兄貴の嫁さんになるって
柴田さんだったんだ。いいの?って言い方も
何だけど兄貴で……大丈夫なの?」

「やっぱそう思う?
考えたんだけどね…ま いっか~って。
私もなかなか 嫁に行けなかったもんだから
余った同士うまくやっていこうかなって。」

真紀は 男っぽい性格で
結構兄貴を 遣り込める事も多くて
俺は影で笑うことが多かったんだけど


その人と兄貴が・・・・結婚・・・。
けっこう意外すぎる。
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