略奪愛の結末
真紀が兄貴と結婚したことで うまくいってなかった
関係に少し違う風を感じ始める。

さっぱりした性格の真紀は
兄貴をおもしろおかしく調教している。

そんな調教も兄貴はけっこう楽しんでいるのか
最近素直に見えて

真紀に気持ち良くいじられている兄貴が
可愛く見えたりする。


ただ真紀はマリとはうまがあわなそうだった。


「私 真紀さん苦手なんだけど。」

「そうか?さっぱりしていい人だけどな。」

「さっぱりしすぎてて失礼なんだもん。」

「はっきりしてるからね。
昔から 真紀さんは変わんないな。
メグといいコンビだったんだよな。
生徒会はあの二人で 回っていた感じだったんだ。」

思わず出た メグの名前に気まずさが流れる。


「おねえちゃんと仲良しだったらしいね。」

「うん。」

「私のこと ちょっと悪者のような言い方だったの。」

「悪者って?」

「あなたがメグの妹の・・・・あ~そう。
あなたがね~~。おねえちゃん苦労してたのよね
って言われたし・・・なんかムカつくんだよね。」


学生時代のメグを知っている人なら
メグがどんなにいろんなことを犠牲にしてきたか
知っているんだ。


だからマリに罪はないけれど
多分みんな同じ気持ちなんだと思う。

「悪気はないよ。考えすぎ。」

そう メグを知っている奴なら・・・・・

妹の犠牲になりすぎのメグに同情をしていた。
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