略奪愛の結末
「大会のメンバーに選ばれなかったらどうするのさ。
飛勇 三年生の試合出してもらえるかもしれないのに
練習やすんだら 選ばないってコーチ言ったのに
もう二回も休んだし・・・。」
飛勇の不満は承知していた。
だけどとても体を起こして車を運転して
父母たちと談笑したり
そんな気分にも まったくなれない。
できれば一人になりたい。
篤朗にさえ この姿を見せたくないと思った。
だから極力 会えない地方の病院を選んだ。
医者も
「こんな遠くなら家族が来るの大変だよ。
ご主人とよく相談してみなさい。」
そう何度も言ってくれたけど
愛してるから
愛してるから
どんどん自分勝手になってくる自分を見せたくはなかった。
いくら病気がそうさせていても
篤朗と飛勇にだけは
これ以上衰えていく私を見せたくなかった。
「近くに温泉もあるし 遊びがてらきてくれれば…
それにこんな美しい風景を毎日見られて
過ごせるなら言うことはないです。
今までしてきた 後悔も懺悔も あの窓から
見える風景がきっと癒してくれて天国へ行ける気がします。」
医者は困った顔をしていたけど
強行に年明けには入院することに決めた。
そうあと余命まで二か月を切る日々を
私は大切なものから 離れて暮らすことを選択した。
飛勇 三年生の試合出してもらえるかもしれないのに
練習やすんだら 選ばないってコーチ言ったのに
もう二回も休んだし・・・。」
飛勇の不満は承知していた。
だけどとても体を起こして車を運転して
父母たちと談笑したり
そんな気分にも まったくなれない。
できれば一人になりたい。
篤朗にさえ この姿を見せたくないと思った。
だから極力 会えない地方の病院を選んだ。
医者も
「こんな遠くなら家族が来るの大変だよ。
ご主人とよく相談してみなさい。」
そう何度も言ってくれたけど
愛してるから
愛してるから
どんどん自分勝手になってくる自分を見せたくはなかった。
いくら病気がそうさせていても
篤朗と飛勇にだけは
これ以上衰えていく私を見せたくなかった。
「近くに温泉もあるし 遊びがてらきてくれれば…
それにこんな美しい風景を毎日見られて
過ごせるなら言うことはないです。
今までしてきた 後悔も懺悔も あの窓から
見える風景がきっと癒してくれて天国へ行ける気がします。」
医者は困った顔をしていたけど
強行に年明けには入院することに決めた。
そうあと余命まで二か月を切る日々を
私は大切なものから 離れて暮らすことを選択した。