略奪愛の結末
激しく泣く飛勇の声が小さくなって消えた。
私はめまいの中でリビングのドアを開けたけど
二人はいなかった。
あれ…?
窓の外を見る。
車が出て行った。
ソファーで大きなため息をつく。
私はいったい何をしているんだろう。
飛勇の不安定さも 私がかまってやれないストレス
病気と余命のことを 飛勇に話すつもりでいたけど
それが果たしていいことなのかを考えてきた。
子供ながらに 私に気を遣い
我慢させてしまうんじゃないだろうか
それならこうして言いたいことを言って
不満を口に出させた方がいいのか
未だに整理がつかないでいる。
ただ飛勇が姉を必要としている方向にいることだけは
安心できた。
「おねえちゃん…。」電話をした。
私はクリスマス会のことを話し
変わりに出てあげてほしいと姉に頼む。
「どうしても人前に出るような気力も
体力もないの……。おねえちゃん お願い……。」
切なくて情けなくて涙が出る。
「飛勇がかわいそうで だけど何もしてあげられない。
今は自分のことすら考えたくないの……。
おねえちゃん お願い。 頼める身分じゃないけど…
おねえちゃんしかいない……。
飛勇のこと…お願い……。」
もう姉に頼るしかなかった。
プライドも意地ももう何もない
ただただ 飛勇のことを…篤朗のことを…姉に託すしかない。
私はめまいの中でリビングのドアを開けたけど
二人はいなかった。
あれ…?
窓の外を見る。
車が出て行った。
ソファーで大きなため息をつく。
私はいったい何をしているんだろう。
飛勇の不安定さも 私がかまってやれないストレス
病気と余命のことを 飛勇に話すつもりでいたけど
それが果たしていいことなのかを考えてきた。
子供ながらに 私に気を遣い
我慢させてしまうんじゃないだろうか
それならこうして言いたいことを言って
不満を口に出させた方がいいのか
未だに整理がつかないでいる。
ただ飛勇が姉を必要としている方向にいることだけは
安心できた。
「おねえちゃん…。」電話をした。
私はクリスマス会のことを話し
変わりに出てあげてほしいと姉に頼む。
「どうしても人前に出るような気力も
体力もないの……。おねえちゃん お願い……。」
切なくて情けなくて涙が出る。
「飛勇がかわいそうで だけど何もしてあげられない。
今は自分のことすら考えたくないの……。
おねえちゃん お願い。 頼める身分じゃないけど…
おねえちゃんしかいない……。
飛勇のこと…お願い……。」
もう姉に頼るしかなかった。
プライドも意地ももう何もない
ただただ 飛勇のことを…篤朗のことを…姉に託すしかない。