時を越えて
~凌平side〜


"凌平様、烈火は夜になったら海様と婚礼の儀をするはずじゃ"



「何で夜?」



"月光の下じゃないと婚礼の儀が行えないからじゃ
だから時間がない
海様を探さねば"



「分かってる」



あっ、見つけた。
お城の入口!



"凌平様、わしらはここまでしか行けんません
どうかご無事で"



「絶対に助けだすからな」



待ってろ!
海!




「へぇ~よくここまで来れたね
褒めてあげるよ
でも君はここで死んでもらわないと」



「ちっ、時間がないっていうのに」




凌平side終わり
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