時を越えて
いきなり扉が開き私は振り返った。



「う…そ…」



「嘘じゃねえよ、海」



「凌平ー!」



「ちっ、鬼水もやられたか」




「おい、その汚い手を離しやがれ!」


「ふぅ、小僧が
まさか俺とやろっていうんじゃないだろうな」



「そのまさかだよ」



「面白い
だが、俺とする前にお前は倒さないといけない相手がいるんだよ

琥珀、俺の目を見ろ」


えっ?


ドックン!ドックン!
何、体がおかしい。


「琥珀」

「はい」


はいっ!
今私こいつに対してはいって言ったよね。



「飛鳥をやれ」


「はい」


体が勝手に。


私は凌平に向かって攻撃をした。


< 71 / 88 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop