俺様彼氏の甘い罠




今にも触れてしまいそうな唇。




嫌で、嫌で、仕方なくて。




ボロボロと零れる涙を見て
笑いを零した会長は
顎から手を離して涙を拭った。













「 ─────────まぁ、見れば分かるかな 」





ボソッ、とそう呟いた後
上から3つボタンを外されて





「 いや・・・やめてください! 」





項にキスをされて、鳥肌がたつ。
やだ、やだって首を振るけど
壁と会長に挟まれているせいで
逃げられない。





< 119 / 231 >

この作品をシェア

pagetop