俺様彼氏の甘い罠




襟を掴んで引っ張られて
首筋から胸元にかけて
一気に涼しくなった。




「 ・・・・これ、虫じゃないよね 」


「 ・・・・・やっ 」




昨日先生につけられた
キスマークを指先でなぞられて




「 ・・・昨日、でしょ 」




まだ赤いし、って









会長の唇が、首筋に触れた。




「 独占欲が強いんだね、彼氏 」


「 ・・・・や、っ・・・嫌・・・! 」


「 まぁ、それは俺もなんだけど 」




首筋に触れていた唇が離れて
今度は項にまたキスをされた。




< 120 / 231 >

この作品をシェア

pagetop