俺様彼氏の甘い罠
襟を掴んで引っ張られて
首筋から胸元にかけて
一気に涼しくなった。
「 ・・・・これ、虫じゃないよね 」
「 ・・・・・やっ 」
昨日先生につけられた
キスマークを指先でなぞられて
「 ・・・昨日、でしょ 」
まだ赤いし、って
会長の唇が、首筋に触れた。
「 独占欲が強いんだね、彼氏 」
「 ・・・・や、っ・・・嫌・・・! 」
「 まぁ、それは俺もなんだけど 」
首筋に触れていた唇が離れて
今度は項にまたキスをされた。