私のナイトはやくざ
「親父・・・真由が拉致された。
 多分山下だ」

俺の言葉に親父は即座に反応した。

「和真・・・落ち着け。
 真由さんは俺の娘だ。
 きっちり、礼はさせてもらう。
 山下組は俺に任せろ。

 そして、奴はきっと〇〇マンション1010にいるはずだ。
 そのマンションはつい最近購入したばかりだ。
 真由さんもいっしょのはずだ。」


さすが親父だと思った。

もうそこまで調べがついていたのか・・・

俺は教えられたマンションに向かうように指示をした・・・
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