私のナイトはやくざ

私は、この後、山下の所に行くという和真さんに一緒に行くと伝えた。

もちろん、反対された。

でも、昔きちんとしていたらこんなことにならなかったんじゃないか…

彼もきちんとした人生を歩めたのではないか…

私は後悔ばかりの言葉が頭に浮かんだ。

そして、少し前に久しぶりに会った時の震え…

私の中で、すべてを消化したいと願っている…


もう一度、和真さんに行くと伝えた。

また、反対された。


私は思い切って…質問をした。


『和真さん…私はあなたのなんですか?』

唐突に質問をした私に、和真さんは

「俺の愛する妻だ!!」


ストレートに答えをくれた。


『その妻が、旦那様と一緒に行く言っているんです。
 お願いです。
 もう…この呪縛から解放されたい…』


私の願いの一つだった。



「分かった。」


あきらめのような低い声が聞こえた。

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