私のナイトはやくざ
なんだか分からないうちに・・・

どうやらお父様に合うことになりそうだ。


本宅とは・・・ちょっと怖いけど…きっと和真さんが一緒なら大丈夫だろう。


「真由美ちゃん、お父さんに会うとき一緒に行くからね。
 あっ。そうだ、今から行こうよ。
 私もあってないし・・・

 ちゅういいでしょ・・・」


ちゅうとは忠敏さんの事で、ニックネームらしい。


いきなりの事で、私はびっくり。

でも、和真さんがきっと反対するだろうと思っていた。


・・・


「おう。そうだな。真由は段取りすると、行きたくないとか言いそうだしな・・・
 行くぞ・・・」


なんだか、急すぎるし・・・


『あっあの・・・和真さん?あの、初めてお会いするお父様に私こんな酔っ払いじゃ・・・』


「まあな。こんな可愛い顔見せてやんの親父に勿体ねーけど・・・
 まあいいか・・・俺の傍にいて、わらってりゃいいんだよ。」


なんとも和真さんの俺様炸裂だと思った・・・

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